SSブログ

アービトラージ投資法とは? [アービトラージ]

そもそもArbitrage(アービトラージ)とは、
日本語に翻訳すると『裁定取引』という言葉になります。

一般の株式市場や為替相場などでも行われている取引手法で、
金利差や価格差を利用して利鞘を得る方法です。

分かりやすく例えるなら、
自動販売機でとある水が100円で売っています。
とある街では人々が120円でその水を買っています。

同じ水なのに、場所によって価値が異なります。
自動販売機で買って、その街で売れば、20円の差益が出ますよね。

これが簡単な構造です。

ブックメーカーにおけるアービトラージとは?

では、スポーツアービトラージとは何なのか?

スポーツブックはもともとギャンブルの世界です。
しかし、複数のブックメーカーのオッズの違いを利用すれば、
やはり前例の水のような、利益を得られる状態が生まれます。

ブックメーカーは大小含めて2000社以上あると言われており、
同じ試合でも、それぞれのブックメーカーが独自にオッズを付けています。

水の“価値の違い”を、各社のオッズの違いと考えれば分かりやすいでしょう。

スポーツアービトラージの例

ちょっと極端な例を挙げると、
とある日のイタリア vs スペインという試合に対して
A、B二つのブックメーカーがこのようにオッズを提示している場合、

Aブックメーカー イタリア 1.40倍 スペイン 3.00倍 
Bブックメーカー イタリア 3.00倍 スペイン 1.30倍

Aではスペインのオッズが高く、
Bではイタリアのオッズが高くなっていますよね。

ここで、
Aでスペイン3.00倍に10000円
Bでイタリア3.00倍に10000円

合計20000円投資したとしましょう。

試合が終わると、

スペイン勝利の場合 Aで賭けた10000円×3倍 30000円リターン
イタリア勝利の場合 Bで賭けた10000円×3倍 30000円リターン

投資金の合計は20000円なので、結果 
どちらが勝っても10000円の利益となりますよね。

これが、スポーツアービトラージのモデル構造です。
2つのオッズ差を利用した、構造上は100%リスクのない投資法です。

実際にはこのような極端なオッズ差はありませんが、
この現象そのものは必ず発生します。

複数のブックメーカーに登録し、
オッズ差を見つけて計算した金額を投資する。

簡単に言えばこれだけです。

ブックメーカーのオッズは、日本の競馬のようにレース直前まで
変動するものではなく、自分が賭けたタイミングが有効になります。
つまり投資した時点でとりあえず利益は確定ということです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

NETELLERの使い方の流れ|- ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。