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日本の公営ギャンブルとの違いは? [ブックメーカー基礎知識]

日本でのスポーツギャンブルで定番となっている競馬や競輪などとの違いは何なのかと言うと、
大きく3つあると言えるでしょう。

一つは、日本の競馬や競輪、オートレースなどはすべてが公営であるのに対し、
先程のイギリスの例でも示しましたがブックメーカーは民営であるということです。

その多くが国からの認可(免許)を得て、合法的に運営されています。
イギリスでは、ブックメーカーが株式上場をしたりしているので証券会社や金融機関などと
同等の信頼性や健全性が求められており、
それだけ「しっかりしている会社」でなければならないということが言えるでしょう。

二つ目は、オッズの方式が異なるということです。
日本の競馬を例に挙げると、オッズが発表されると自分が支持する馬に投票します。

その時のオッズが5倍だったとします。
そして投票が締め切られた時のオッズがその馬への投票者が多かったために3倍になったとします。
この馬がレースに見事に勝った時の得られる配当率は、投票したときの5倍ではなく、
最終的なオッズの3倍となってしまいます。

しかし、ブックメーカーのオッズはこれとは異なります。
いわゆる「ブックメーカー方式」と言われるものですが、
日本の競馬のオッズなどと異なるのは投票した時点でのオッズが、
その後にオッズが変化しても勝った時の配当率になる、ということです。

つまり、競馬の例で言うなら、5倍のオッズでベットしたらその5倍のオッズで確定し、
的中した時には5倍の配当を受けることができるということです。

最後は、還元率(売上総額に対する配当される賞金額の割合)です。
日本におけるギャンブルや宝くじにおける還元率は、競馬・競輪・競艇・オートレースは75%前後、
パチンコは約80%、宝くじは約40%と言われています。

一方、ブックメーカーの還元率は約95%とギャンブルの中では非常に高い還元率を誇っています。
つまり、ギャンブルの中でブックメーカーは勝つ可能性が他よりも高いということが言えるのです。

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